SHISHAMO名曲「いいことばかりじゃないからさ」解剖と裏話

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SHISHAMO名曲「いいことばかりじゃないからさ」解剖と裏話
SHISHAMO名曲「いいことばかりじゃないからさ」解剖と裏話
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🎵 SHISHAMO名曲「いいことばかりじゃないからさ」解剖と裏話

ししゃも いい こと ばかり じゃ ない から さ——ふとした瞬間に耳に飛び込んでくるこの言葉に、心を揺さぶられたロックファンは少なくない。日本の邦ロックシーンで絶大な支持を集める3人組ガールズバンドSHISHAMO。彼女たちがアルバム『SHISHAMO 7』で提示した「いいことばかりじゃないからさ」は、リリースから時を経た今もなお、多くの聴き手の日常に静かに寄り添い続けている。

作詞作曲を手がける宮崎朝子(Vo/Gt)が紡ぐ等身大の言葉と、オルタナティヴ・ロックの匂いをまとったバンドサウンド。ユニバーサルミュージックを通じて各種配信サービスへと届けられたししゃも いい こと ばかり じゃ ない から さのフレーズは、日々の中で葛藤する人々のリアルな感情を浮き彫りにする。ただのポジティブソングではない。不完全な毎日をそのまま肯定する強さが、この楽曲には宿っているのだ。

楽曲「いいことばかりじゃないからさ」歌詞の意味と宮崎朝子が込めた想い

「いいことばかりじゃないからさ」の歌詞を紐解くと、そこには日常の微細な揺らぎが繊細に描写されている。宮崎朝子が描く世界観は、決して理想論やドラマチックな物語に偏らない。むしろ、誰もが経験する思い通りにいかない現実や、言葉にできないモヤモヤとした感情を丁寧に拾い上げる。サビで繰り返されるフレーズは、諦めでも妥協でもなく、「それでも明日はやってくる」という静かな覚悟を想起させる。

ライブのMCやインタビューを通じ、宮崎は「無理に前を向かせる曲ではなく、立ち止まっている自分を肯定できる曲にしたかった」と語っている。完璧な幸せなんて存在しない。だからこそ、上手くいかない時間すらも自分自身の人生の一部として抱きしめる。その飾らないメッセージが、同世代を中心に根強い共感を呼び続けているのだ。

アルバム『SHISHAMO 7』制作秘話とオルタナティヴ・ロックへの挑戦

この曲が収録された作品『SHISHAMO 7』は、バンドにとってひとつの大きなターニングポイントだった。従来のポップでキャッチーなガールズバンドというパブリックイメージを保持しつつ、音響面やアレンジにおいてオルタナティヴ・ロックの歪みや静と動のコントラストを大胆に導入した。レコーディング現場では、スタジオでの一発録りに近いテンションで緻密な音作りが行われたという。

宮崎が持ち込んだデモ音源に対し、エンジニアやスタッフからも「これまでにない深みがある」と驚きの声が上がった。ユニバーサルミュージックの制作チームと議論を重ねながら、ギターのフィードバックノイズやドラムの残響感にいたるまで、細部へのこだわりが徹底的に追求された。単なるヒットチャート狙いではなく、バンドとしての音楽的成熟を示す重要作となった背景には、こうした妥協なき制作プロセスが存在していた。

松岡彩と吉川美冴貴が語るリズム隊の密着セッションと限定裏話

楽曲の底に流れるしなやかなグルーヴを支えているのが、ベースの松岡彩とドラムの吉川美冴貴によるリズム隊だ。限定インタビューで明かされた裏話によると、この楽曲のベースラインとドラムパターンの構築には、通常以上の時間が費やされたという。松岡は「ルート音をなぞるだけでなく、ボーカルのメロディと会話するように低音を動かした」と振り返る。

一方、吉川は曲の感情曲線に合わせてスネアの鳴りやシンバルの減衰音をコントロール。スタジオでのセッション中、宮崎の歌声が最も映えるテンポ感を求めて、コンマ何秒単位のニュアンス調整が繰り返された。表舞台の華やかさの裏には、3人がスタジオに籠もり、愚直にアンサンブルを磨き上げた濃厚な時間が隠されている。メンバー同士の固い信頼関係があったからこそ生まれた名演と言えるだろう。

2026年最新ライブツアーでの演奏パフォーマンスとファンの熱量

2026年の現在、SHISHAMOが展開している全国ツアーのステージでも、「いいことばかりじゃないからさ」はハイライトの1曲として位置づけられている。イントロの静かなギターカッティングが会場に響いた瞬間、超満員のオーディエンスから息をのむような静寂と歓声が入り混じる。ライブならではの生々しい音圧と、宮崎の伸びやかな歌声がホール全体を包み込む場面は圧巻の一言だ。

ツアー会場を訪れた長年のファンは「音源で聴く以上にライブの演奏は感情がダイレクトに伝わってくる。2026年の今聴くと、また違った味わい深さがある」と興奮気味に語る。照明効果やセットリストの流れを含め、現在のバンドが放つ圧倒的なライブパフォーマンスは、楽曲に新たな生命を吹き込み続けている。

SpotifyやApple Music、YouTubeでのロングヒットと音楽業界の評価

デジタルストリーミング時代の到来以降、楽曲の評価軸は発売直後の初動売上だけではなくなった。SpotifyやApple Musicの主要プレイリストに長期間ラインナップされ、YouTubeでの公式MVやライブ映像の再生回数も着実に伸び続けている。一発屋的なバズではなく、数年単位で聴かれ続けるロングヒットの構図が完成している。

音楽業界の専門家や批評家からも、「普遍的なメロディラインと現代的なサウンドプロダクションが高次元で融合している」と高い評価を獲得。邦ロックの枠組みを超えて、幅広い層のリスナーのプレイリストに定着したことが、この楽曲の真の強みと言えるだろう。

現代の邦ロックとガールズバンドの未来像を提示するSHISHAMOの存在感

絶えず変化を続ける邦ロックシーンにおいて、SHISHAMOが果たしている役割はきわめて大きい。時代がどんなにデジタル化し流行が目まぐるしく移り変わろうとも、彼女たちは自分たちの言葉と楽器の音だけで勝負し続けている。「いいことばかりじゃないからさ」に象徴される泥臭くも美しい音楽性は、後に続く若手ガールズバンドにとっても大きな指針となっている。

良いことばかりではない日常を抱えながら、人は今日も前を向いて歩いていく。SHISHAMOの奏でる音楽は、これからも過飾のない等身大のメロディで、私たちの背中をそっと押し続けてくれるはずだ。 (出典: ししゃも いい こと ばかり じゃ ない から さ(Yahoo!ニュース)